「農家のおじさん」
なんだよ、この子は気絶したみたいだな?
   
     
 「レイ兄さん」
すみません、その子は僕たちの連れで野良猫が
畑に入ったのでだして上げようとして畑に入って
しまいました。ごめんなさい。
   
     
 「農家のおじさん」
そうか、そうだったのか、かえって脅かして
 可哀そうなことをしてしまったな。
   
     
 「サーシャ」 
あのおじさん本当はやさしいおじさんだったんだね。
 こんなに食べ物をくれたしね。
「レイ兄さん」
 うん、
 「サーシャ」 
それにしてもサン君たらなかなか気が付かないね、
「レイ兄さん」
そういえば昨夜は寝苦しくてサン君寝ていなかったからね、
   
     
     
     
 「サーシャ」
それね!それで寝込んでしまったのね、
「レイ兄さん」
アハハ、そういうことかもね、
   
 猫、終わり    
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