震災、原発問題 

「新之助」
稽古を終えた後のそう快感は失せたままのようなきもするな。
「幸治」
うん、きっと被災した人たちが穏やかな生活にもどれるとき
きっとそうなったとき、稽古の楽しさも戻ると思うな。
 
   
 くちには出せないが先の見えない時代を不安に過ごすので
あった。
 
   
   
   
   
   
 「父」
これ新之助、なにか考えごとか?
「新之助」
え?あ・・、つい考え事をしていました。
 
   
   
   
 「父」
雲中を歩むがごとし心中を感じても助言をしてやるべき言葉も
ただ、たよりなし、だな。
さもあらん、我が子、未来へ残すこの文明に生育の明かりは見えて
こず!だな。
我々の心は世界の平和に他ならないのであるが、現状は傲慢、
侵犯、さらに破壊にもろい原発、危機は最小であるべきであるが・・・・

これからの時代はどこへむかうのやら?
 
   
 だが、もろい原発などあまり想像しなかったが、・・・  
   
 だが、こうなって見ると高度文明と威張ってみても
自然の猛威の前にはガラスの城と変わらない弱いもの、
と確認できた。考えて見ると地震だけでもないな。
彗星などでもぶつかると原発は吹き飛び放射能だけが
残るのかもしれないな。
 
 危うし、危うし、だがどこかに安全な
未来を築かなければ子孫に未来はない。人間同士は争っている場合
ではないであろう。
 
 
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