思い出

 あるレストラン
 
   
 マダムガガ 
さぁ、今日も一日頑張るね、
 
   
 なにか、厨房がさわがしいね、  
   
 コックメイ
 やはりな、もう大分前だったがあの時の浮浪児だぜ、
コックヤイ
 そうかあの時のガキか、
 
   
 マダムガガ
おや?あの子は確か、・・・
 
   
   
   
 ひったくりから取り返してあげていた子!?  
   
   
   
   
   
   
   
 誤解されて警察に追い回されていた可愛い想な子、  
   
 コックメイ
 そうそう、最後の時は最高に可笑しかったな、
コックヤイ
 うん、うん、可笑しかったよ、
 
   
 マリーちゃん
 お兄ちゃん、今日も食べ物があるよ、良かったね!
サン君
 本当、うれしいね、
マリーちゃん
 ここを私たちの秘密の場所に決めようね、
サン君
 うん、こんなにご馳走があるものね、
コックメイ
 おい、昨日の浮浪児が今日もきているぜ、
コックヤイ
 うん、なんか気に入らないな、よし!やってやるか、
コックメイ
 そうだな、
 
   
 コックメイ
そうらどうだ!
マリーちゃん
 キャー
サン君
 冷たいー
 
   
 マダムガガ
 なんだって!!
 
   
 マダムガガ
 なんてことをしたんだい!あの子はひったくりからお年寄りを
 救った良い子なんだよ、それにくらべてお前たちは何を
 したんだい!浮浪児を虐待する悪さをしていたのかい?
 そんなことをして世間に知れ渡るとどうなるか分からないの
 かい!連れてきて詫びなさい!そうしないとクビだよ!
コックメイ
 えらいことになった、
 
   
 コックヤイ
 いたいた、オイ待てよ、
 
   
 コックメイ
 あっ、やばい、逃げる、
コックヤイ
 オイオイ、逃げるなよ、何もしないよ、
サン君
 うわー!追いかけてくるー!
 
   
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