心の遍歴The having a lot of experience in of a heart
「加奈ちゃん」
島か、島の暮らしは不便なんだろうね、
「インタビュー」
お嬢さんは大きくなったら島をでるのですか?

「島の娘」
いいえ、私は大きくなったら育ててくれているお婆さんを世話したいの、
だから、いつまでもこの島にいます。
「加奈ちゃん」
え、優しい子だね。
「加奈ちゃん」
そういえば私も小さい頃そんな気持ちの時があったと思う?
 なんか息がつまるね。
「インタビュー」
偉いね、感心するよ、頑張ってお婆さん孝行をしてくださいね。
「島の娘」
はい!
「加奈ちゃん」
きっと私の心ももとはこんなだったよ、うん、
そうなんです。
「私、大きくなったら親孝行をします。」こう言う思いだったよね。うん!
自分ながら、純真だったということなんだけど・・・・
今考えると、子供の頃の何年かの生きた証し、とか財産はこういう
心だったのかもね、輝いている。
こういうことがなければ少女時代は輝くものはないのかも?
では、今 輝いているのは?

finish

心の遍歴終わり
TOP
kana36.htmlへのリンク