その6 The 6
「おまわりさん」
君、気をつけて帰りなさい。
こんにちは、マダム。一つたずねたいのだが、さっき通報があって
このあたりでひったくりがあったというが見なかったか？
知らないよ！！
どうしたんだろう？なんだか怒っているよな、
「同僚のおまわりさん」
なんだかな、どうなっているんだ。
とりあえず、ひったくりは誤報だったようだが、なんであのマダムは怒っているのか
さっぱりとわからんなぁ、それに、なんとなくこんなことがあったような気がしないか？
うん、？そういえば・・・・
おい婆さん、そのこをいつ産んだんだ？
「パル婆さん」
え？
なんだよ、どこでいつ産もうとわたしの勝手じゃないか！
よけいな干渉をしないでおくれ、
そうだよ、そんなことがあったよな、
やはりな、あったよな、
「おまわりさん」
そういえば、あのときの子供！？
さっきの浮浪児でないか？
どうも、あの浮浪児は俺達には災難な子供かもな、
「同僚のおまわりさん」
そうだな、どうもあの顔はどこかで見たきがしてたんだ・・・・
こんど、見かけてもかかわらないようにしょう。
「おまわりさん」
そうだな。
