未来7
「お魚さん」
とりあえず、大切なことはお梅ちゃんは人の子だから天国は輪廻の中の出来事だけど
おいら達は下位の住人だからな。
天国へ近づくことは天国を侮辱するようなことかも知れないから、神様に非礼を
詫びて目的の成功を祈ろう。
「お魚さんの仲間」
それは良いことだよな、段々と武者震いがしてきたよ、魚らしくない良い行動だと思うよ。
「他のお魚さんの友達」
なんとなくおいら達人間的な発想になっているね。
「お魚さん」
天国の神様、私たちはお梅ちゃんを天国に送るために天国に向かいます。
そしてうまく、お梅ちゃんを天国に送り届けたなら、我々はただちに
引き返します。
どうかお許しください。
よし、旅たちの用意をしよう!
「お魚さんの仲間」
おいらはこのスタイルで行くよ、
「お魚さん」
おお、カッコいいね!
「お魚さんの仲間」
そうだろう、でもこれは海辺での拾い物だけどね、
「お魚さんの仲間」
でも、本当にカッコいい?
「お魚さん」
いいさ、うん。
「お魚さんの友達」」
どうだ!
「お魚さん」
どうしたの?その鉢巻は
「お魚さんの友達」
うん、お梅ちゃんがくれた。
「お魚さんの仲間」
いいな、
「お魚さんの友達」
よし、準備はできたから天国へ出発しようか!
「お魚さんの仲間たち」
オー!行こう!
「お魚さん」
おいらは見ていたんだ。お梅ちゃんのお父さん、お母さんが天国へ帰って
行った方向をね。
「お魚さんの仲間」
やったね、頑張ろう。
「お魚さん」
そろそろ神の領域かもしれないから注意して固まって行こう。
「お魚さんの仲間」
了解!
「お魚さんの仲間」
おや?あれは、


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